こんにちは、モリアゲアドバイザー、エンドライン株式会社代表の山本です。
2025年11月21日、「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」に本戦ファイナリストとして登壇しました。
全国多数の応募の中から書類選考・予備ピッチを通過し、エディオンピースウイング広島のステージへ。
当社が提案した 「NFC × 体験設計 × アップサイクル」Moriage Touch × Loop は、スポーツ庁・広島県・スポーツ関係者の前で大きな反響を得ました。
“地域のために、価値ある提案を受け入れる広島”で得た学びと、当日の挑戦を時系列でレポートします。
書類審査通過──「広島に縁のない会社」が評価された瞬間
当社がこの指名会議に応募した理由は、ただひとつ。
“現場の熱量を365日に変換する仕組みを、広島でも届けたい”
その想いだけでした。
当社は全国のスポーツチームとお仕事をしていますが、
不思議なことに──広島とはこれまで全くご縁がありませんでした。
それでも今回挑戦を決めたのは、
「だめでもともと。でも広島なら、価値ある提案なら県外企業でもきちんと評価してくれるはずだ」
という希望があったからです。
限られた時間の中で書類選考資料をなんとか整え、提出。
そして後日届いた 書類審査通過の通知。
応募数は相当多かったと聞いています。
その中で当社の提案が選ばれたことに、正直驚きつつも、心から嬉しく、確かな手応えを感じました。
11月20日 ─ 予備戦プレゼン、よそ者として広島の舞台へ
翌20日、広島市内で予備選のピッチが開催されました。
提案したのは、当社の新モデル 「Moriage Touch × Loop」。
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ディスプレイ・ノベルティにNFCタグを埋め込み
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ファンのタッチ・クーポン利用・AR体験などを計測
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スポンサー価値を“データ化”して可視化
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さらに装飾物はアップサイクルし、循環型の仕組みに
現場で培ったノウハウとTechを、無理なく融合させたモデルです。
熱が入りすぎて途中で滑舌が怪しくなったものの(笑)、「パッションは伝わった」と言われた瞬間、胸が軽くなりました。
結果は── 予備選通過。本戦3社に選出。
この時点で、広島の“フラットに価値を評価する姿勢”に深く感銘を受けました。

11月21日 ─ 本戦ステージ、160名の前でのプレゼン
本戦の舞台は、エディオンピースウイング広島。
会場にはスポーツ関係者・スポーツ庁・企業の新規事業部など、160名近い来場者。
立ち見が出るほどの熱気でした。
開会の挨拶は、広島県知事・湯崎英彦氏。そのまま審査員としても着席される中、ついに私の出番。
私たちが伝えたのは、スポーツの現場で常々感じてきた課題です。
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試合日にしか生まれない接点
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露出中心で終わるスポンサー価値
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使い捨てられる装飾物の課題
それを
NFC × 体験導線 × アップサイクルでどう解決するか。
現場の熱量を“循環する価値”へ変える仕組みを本戦で提案しました。
結果として、県知事賞には届きませんでした。
ただ、悔しさよりも「受け止めてもらえた」という実感の方が大きかったというのが正直なところです。

広島で得た確かな気づき──“開かれた行政”が地域を強くする
今回もっとも強く感じたこと。
それは
「広島の街・行政は、よそ者にもチャンスを開く」
ということでした。
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地元だけに偏らない
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良い提案なら県外企業でも採用する
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全国の知恵を地域に取り入れる
この“開かれた姿勢”こそ、地域の未来をつくる原動力だと実感しました。
そして、スポーツ庁や最前線で活躍する企業の方々に、モリアゲアドバイザーという存在をしっかり届けられたことも大きな成果です。

モリアゲアドバイザーの決意──必要としてくれる地域に、全力で
今回の挑戦を通して、当社の軸がさらに明確になりました。
“評価してくれる地域で、全力でモリアゲる。”
“求められるなら、全国・全世界どこでも本気でやる。”
私たちが目指すのは、スポーツの現場の熱量を365日価値に変えること。
そのために、今後も全国のフィールドに飛び込み続けます。
今回の経験を糧に、モリアゲアドバイザーは次のステージに進みます。広島の皆さま、本当にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

写真は県知事とファイナリストの面々と








