「UI」「UX」を各職業で考える。


元々「UI」「UX」はWEBの考え方として世に広まって来たものです。

しかし本質は全てのビジネスにおいて置き換えることができるはずです。

実際に考えてみるとどうなるでしょう。

 

【基本的な見方・考え方】

次項であげる例は(UI)だから便利(UX)だから幸せ、と後につけて読むと分かりやすいかと思います。

 

【例を用いてUI UXを考えてみよう】

【戸建販売の場合】

〇戸建販売が扱う商品でUI、UXを考えた場合〇

UI:家事導線の整った家(デザイン)

UX:時間を有意義に使える生活(顧客体験)

〇戸建販売の企業自体でUI、UXを考えた場合〇

UI:面倒な契約を順をおって分かりやすく感覚的に進められる。(デザイン)

UX:時間の余裕ある生活(顧客体験)

 

つまり、UIで考えると売っているものは

「家事導線の整った家を、弊社では面倒な契約を順をおって行うため

分かりやすく進められますよ!」となりますが、

UXで考えると、「家事導線の整った家に住むことで、お客様が時間を有意義に使うことができ

時間に余裕のある生活を提供しております。」となります。

 

【洋菓子店の場合】

〇洋菓子店の商品でUI、UXを考えた場合〇

UI:色別に商品を並べられた分かりやすい陳列。

UX:インスタ映えし、たくさんの「いいね」がもらえる。

〇洋菓子店自体でUI、UXを考えた場合〇

UI:色別に並べる事で可愛いを演出できる空間を準備

UX:店内を可愛い演出にすることでもっと可愛くなる。

 

つまり打っている物は「洋菓子」ではなく「『可愛い空間』で可愛いを体験する事」となります。

 

【広告代理店の場合】

〇広告代理店の商品でUI、UXを考えた場合〇

UI:要点確認以外も請け負うワンストップサービス。

UX:仕事の手間が省けてプライベートな時間を保てる。

〇広告代理店自体でUI、UXを考えた場合〇

UI:お客様の手間を省く企画・広告案を準備。

UX:お客様自身、広告を出すことが簡単で仕事が楽になる。

 

つまり、売っているものは「広告」ではなく「広告を出したい人の手間の削減」となります。

【システム会社】

〇システム会社の商品でUI、UXを考えた場合〇

UI:感覚的に分かりやすいシステム

UX:操作に悩むことなく使え、すぐに時間が削減できる。

〇システム会社自体でUI、UXを考えた場合〇

UI:専門用語を使わず打合せ。

UX:お客様の仕事を楽にする。

 

つまり、売っているものは「システム」ではなく「仕事を楽にする事」となります。

今まで紹介してきた会社においては、その為に何ができるかを追求する必要があります。

 

【UXで考える意味】

UXはお客様が手に入れる「幸せ」や「感動」です。

つまりお客様が本来欲しているものです。

どんな商品も「幸せ」や「感動」の為に欲しています。

「牛丼」が欲しくて「牛丼屋さん」に行くわけではありません。

「牛丼」を食べて『美味しかったから幸せ』になり行くのです。

もしくは「牛丼」じゃなくてもいいけど

『安くランチを済ませる事ができて幸せ』になりに行くのです。

 

これは企業だけではなく個人に対しても言える事です。

アナタの企業のUX。アナタ自身のUXを考えてみてはいかがでしょう。

ヒラヤマシンゴ

デザイナー ヒラヤマシンゴ

高校時代には美術部に所属し油絵を描いていました。コンポジションと言う画風があり、学生は滅多に手をつけない画風だったためか、賞を何点かいただく。デザインの専門学校、映像制作会社を経てエンドラインに入社。エンドラインの歴史の大半とともにいます