みなさん、初めまして。
私、エンドライン株式会社の代表取締役の山本啓一と申します。
エンドラインストーリーをお読み頂き、誠にありがとうございます。

私達、エンドラインは効果のあるのぼり旗を「手間なく」「安心に」「低価格」でお届けする会社です。
2004年に創業し十数年。「エンドラインの歴史」を改めて振り返り、初心を忘れないようにと思い、筆をとりました。

私は大学中退~福岡吉本で芸人~フリーター~サラリーマンという異色の経歴をもっています。
その辺りの話は、お会いした時でも直接お話するとして・・・。(特にお笑いの話はよく聞かれるのでブログでもご覧ください)
エンドライン山本ブログ

エンドライン株式会社は2004年9月29日に福岡市南区若久のワンルームマンションで創業しました。
中古の机と椅子、家庭用の電話機1つと新品のiMac。
それは小さな、小さなスタートでした。

←レオパレスのワンルームマンション

開業当初、資金もありませんでしたので、資金繰りを考えいろいろ手を広げずに商品は「のぼり旗」「捨て看板」に絞って販売を開始しました。
満足な営業ツールも作れず、自分で制作したセンスの悪い名刺を持って、朝から晩まで「飛込み営業」と「電話営業」を行いました。
創業当時は来る日も来る日も、朝から晩まで休みなく働きました。
取引業者にも冷たくあしらわれ、今では考えられないような不利な条件を提示されて本当に辛い思いもしました。

更に創業から3か月目に、詐欺に会い100万ほど貸し倒れ、
2004年の大晦日時点で通帳には3,000円ほどしかお金が残っていませんでした。
しかし年明け後は日々の営業が実を結び、少しづつ注文が増えていきました。すばらしいお客様に恵まれ、創業からわずか2年で年商は1億円を超えました。

創業3年目。

更なる売上増加を考え、営業を増員しました。、
しかし、営業社員を次々と雇い入れても、
なぜか1億2,000万円ほどで売り上げがパッタリ!止まるのです。

当時は「数字が上がらないのは営業マンの気合と根性が足りないからだ!」と考え、日々社員に発破をかけました。
しかし売上は一向に上がりません。

そんな私に付いていけず、一人、一人と社員が辞めていきました。
私は売上を上げたい一心で社員が辞めていっても全く気にも留めずに、更に発破をかけていきました。
しかし、1億2500万円あった売り上げが、10%落ちました。
更にその翌年には30%程度落ちました。

頑張っても売上が落ちていきます。

その当時「なぜ売上を上げるのか?」の説明もせずに、ただ発破をかけるだけ。
それでも落ちていく売上。
そこで売上低下の原因を「のぼり事業」のせいにしました。

「IT隆盛の時代に、アナログの看板やのぼりなんて売れるわけない。看板やのぼりをやめてもっと儲かる事業にシフトしないといけない。」

本当にそう思いました。
また創業当初より「のぼり旗に集客効果なんてない。」と思っていましたので、プライドもなく仕事をしていました。
そんな理由もあり、「のぼりはダサい。何かもっと新しくてカッコイイ仕事がしたい」と思いはじめました。

のぼりをやめるのであれば何か事業を立ち上げないといけません。

先述のカッコイイと言う観点から「動画製作」「企業研修」「WEBコンサルタント」「セミナー事業」など次々と新規事業を立ち上げていきました。
その当時を振り返ると「新規事業を立ち上げれば売上は上がる!」と真剣に思っていた時期でした。
想いも何もない現状から逃げたいための新規事業!

事業(多角化経営)を立て続けにリリースした結果は・・・・
更なる売上の低下です。

それはそうですよね。
何屋か分からなくなるのですから。

お客様から見て専門性のない会社ほど頼みにくいものはありません。
更に「動画製作」「企業研修」「WEBコンサルタント」「セミナー事業」全てにその分野で生きるプロがいます。
想いもない逃げたいだけの事業が、プロに敵うはずありません。

そのような状態が4年間続き、大赤字を出し続け、
2010年頃には最盛期の半分以下まで売上は落ちました。
しかし、私の多角化経営は止まらず毎月の売り上げは落ち込んでいきます。

そして、更なる言い訳を思いつきます。

「そうだ。BtoBの商売が私に合っていないのだ。目の前でお客様が喜んでくれる商売をしよう!」

そう思った私は、飲食事業を始めました。
そのころ知り合いの経営者がうどん屋を売却に出していたので、なけなしのお金をはたいてそのお店を買い取りました。
うどん屋ならダイレクトでお客さまの笑顔も見れるし、毎日現金も入ってくる。

そう思った私は「奇跡の売上一発逆転」を狙い、「うどん居酒屋大正倶楽部」を福岡市南区にOPENさせました。

←こちらがうどん居酒屋『大正倶楽部』

しかし、飲食店でアルバイトすらした事ない私に飲食のノウハウなどなく、売上は一向に上がりません。
昼は屋外広告業、夜はうどん屋と2足のわらじを履いていたことで会社の経営力も分散され更に売上は低下しました。
望んでいる「奇跡の一発逆転」は一向に来る気配はありません。
今振り返っても精神的にも肉体的にも追い込まれた時期でした。
結局、この飲食業も大失敗。
4か月後にはうどん屋は大赤字になり、私はいろいろ悩みました。

「もう何をやっても儲かりそうな気がしない。何がしたいのか分からない」

本当にそう思い、

「会社経営とは何なのか?何の為にやっているのか?」

そういう事ばかり考えるようになりました。
やりたい事も分からず、行く先も分からず、日々悩みながらも相変わらず昼はのぼり屋で営業、夜はうどん屋で接客をしていました。
そんなある日、一つの疑問がわきました。

「そういえばこのお店はまともに広告をしていないのになぜお客様は来店するのだろう?」と。

普通はチラシを撒いたり、ネット広告をしたりするのですが私たちのうどん屋「大正倶楽部」はお金がないのでほとんど広告を出していませんでした。
あるものと言えば、店舗前ののぼり旗と看板のみ。
不思議に思いながらも、入店されたお客様に勇気を出して聞いてみました。

「なぜこのお店に入ってこられたのですか?」

「外の看板を見てからだよ。」

「え?」

私は体に電流がはしりました!

再度

「看板をみて?ですか?」と聞き返すと

「そうだよ」とお客様が答えました。

先述の様に、私は「のぼり旗」「看板」に集客効果なんてない!と思っていただけに
かなりの衝撃を受けました。

次のお客様にも同じような質問をしました。

そうすると

「立っているのぼり旗をみて、気になって肉うどんを食べようと思ったんだよ」と答えてくれました。

「なるほど、のぼり旗や看板を立てると効果は出るんだな・・。」と思い
それからいろいろと看板やのぼり旗で集客の実験をして面白いコトが分かりました。

「肉うどん」ののぼり旗を外に出した日は「肉うどん」の注文が増える。
「辛みそうどん」ののぼり旗を出した日は「辛みそうどん」の注文が増える。

※のぼりを立てて3.9倍注文数が増加
←こちらがそののぼり旗

その日の立てるのぼりにより売れるメニューが変わっていくのです。
また、のぼりが変わる事にお客様も気づいていて

「あれ?今日は辛みそうどんの日?」なんて声をかけてくれるのです。

この頃から、心の奥底にあった想いが少しずつ形になってきました。

「のぼり旗や看板で集客できる。効果がある!」

そして日に日にこう思うようになりました。

「私はのぼり旗を通じてお客様の集客UPを手伝いたい。」

そう思った私はうどん店を閉め、全ての新規事業を停止し元の屋外広告業一本に絞りました。

「のぼり旗を深く追求してお客様のお役立ちをしよう。」

事業を絞ると少しずつではありますが「赤字」から「黒字」へ転換しました。
事業戦略の失敗で4年間赤字を垂れ流し続けた時、社員はほとんど辞めずに頑張ってくれました。
家族もずっと応援してくれていましたし、お客様も優しく、取引先も付いてきてくれました。
本当に周りの方々のおかげで会社を存続することが出来ましたし、周りの環境にも感謝できるようになりました。

丁度その頃、「哲学」「VISION」「MISSION」というものが言葉として形になり始めました。

エンドラインの哲学である「7happinessの追求~愛あふれる社会の創造~」は苦しい時、周りの方々に支えていただいた感謝の想いから出てきた哲学です。
エンドラインを取り巻く利害関係者「社員」「お客様」「社員の家族」「取引先」「地域社会」「支援者」の6つのhappyを集める事が、エンドラインのhappyに繋がる。

会社とは関わる人たちの幸せのためにある。決して「お金儲け」は目的ではない。
まずは社員が幸せになる事。大きな社会的課題を解決するために、社員が苦しむのは「やりがい搾取」。身の回りの人から幸せにしていく。そう定義しています。

「愛あふれる社会の創造」とは、青臭くても自分が正しいと思ったことを貫き、人を思いやる愛あふれる社会を創造する。hsppiness circleに基づきまずは近い存在の人から、一隅を照らすという意味です。

この哲学で社長だけの会社ではない。みんなの会社なのだ。会社は幸せを集める器なのだ。と心から思えるようになりました。

またエンドラインの行くべき先「VISION」は、「エンドライングループはのぼり旗売上アジアNo.1を獲得します!」「エンドライングループは働きたい会社世界一を獲得します!」としました。

「エンドライングループはのぼり旗売上アジアNo.1を獲得します!」を実現するとどうなるのか?

売上が増える
利益が増える
給与が増える
福利厚生が整う
雇用が増える
納税が増える
社会貢献企業になれる。

つまり全員のhappyに繋がる。そう思ってこのVISIONを作りました。

「エンドライングループは働きたい会社世界一を獲得します!」を実現するとどうなるのか?
働きたい会社とは社員が幸せな会社。それは「成長できる」×「給与」の事。
成長できるからこそ最高の安定がもたらされる。そして高い給与が実現出来る。
そのように定義しています。

最期にMISSIONですが、「つたわるサイン、つながる笑顔、広がる元気ネットワーク!」と言うメッセージを作りました。

この「MISSION」の意味ですが

販促物の本質は、売上効果がある事。そのセンターピンを外してはいけない。
つながる笑顔とは、私たちが仕事をすることでお客様の笑顔を頂いたことがたくさんあります。例えば効果のある販促物で結果が出た際の「笑顔」納期が間に合った場合の「笑顔」
広がる元気ネットワークとは、あなたが話していると元気になるよと言われた経験。
仕事を通じて、モノをうるだけでなく「笑顔」「元気」も届けたい。

という意味です。

価値ある広告をお客様に提供して笑顔になってほしい。本当にそう思います。

「哲学」「VISION」「MISSION」を全社員が共有して現在、エンドラインは存続しています。

もちろん、多くの想いや目標がまだ成し遂げられていません。
今はまだ口先ばかりですが、将来必ず実現させます。
エンドラインという会社は本当に未熟で道半ばですが
これからもお客様や地域社会と共に成長・発展して行きたいと思っております。

今後ともどうぞ宜しくお願い申しあげます。

エンドライン株式会社 代表取締役 山本啓一