いきなり広告デザインを作る、または頼んでいませんか?

こんにちは。モリアゲアドバイザーヒラヤマです。

突然ですがみなさんは、いきなり広告デザインを作った、またはいきなりデザインを頼んだ、といった経験はありますか?
おそらくですが、このような経験をしたことのある方が多いのではないでしょうか。
今回は「いきなり」広告デザインを作ったり頼んだりすることに関してデザイナーの視点からお話したいと思います。

1、いきなり広告作成ってだめなの?

何かイベントや新商品の発売が決まった際にすぐに広告作成を初めていませんか?
そのやり方、はっきり言ってお勧めできません。
いきなり広告作成に移ると様々な面で判断に悩んだり、余計に時間がかかるだけでなく広告としての出来も悪くなります。
その結果時間がかかった上に効果のない広告ができ、全てが無駄になってしまいます。
また、デザインを外注する際にも同じことが言えます。

では広告をすることが決まったら何をすれば良いのでしょう?

2、広告の目的を明確にしよう

まずは広告の目的を明確にしましょう。
「え、かっこいいデザインとか可愛いデザインとか、そういうの決めるんじゃないの?」と思うかもしれません。
それはまだまだ後の話です。

では、「広告の目的」とは何のことでしょう。
広告だからお客様に何かをお知らせすることが目的なのは確かです。
その何かを明確にします。

例えばパン屋さんが新規オープンするとします。
実際にデザインするとこんなイメージでしょうか。

さて。これがオープンするということで作った広告となります。
これが絶対にダメというわけではありませんが、なんだか伝わりませんね。

では先ほどと同じパン屋がオープンするとして
「広告の目的」を明確にしてみましょう。

(1)オープンするお店はどんなパン屋さんでしょう。
(2)このお店に来るお客様は、どの地域のどんな人でしょう。
(3)この広告はどのようなカタチで見るのでしょう。
(4)この広告を見た人のどんな行動をとって欲しいでしょう。

つまり「誰がどのようにこの広告を見て、どのような理由でどう行動してほしいのか」を明確にするのです。

一つ一つ決定していきましょう。

(1)国産小麦にこだわったちょっと高価なハード系パン屋さん
これで、どんなお店かが少し具体的になりましたね。
一口にパン屋さんと言っても今は様々なパン屋さんがあります。
「国産小麦にこだわった」というのが一つの魅力になるでしょうか。
またハード系パンというのは、ビジュアル的に必要となる要素です。

(2)隣の駅くらい少し遠くの方を含めた健康を気にする主婦層
隣の駅からもお客様を呼びたいということは、地図の範囲を近くの駅まで広げる必要があるかもしれません。
また、「健康を気にする主婦層」というのは「国産小麦にこだわった」と関連付けてメッセージにできるかもしれません。
「主婦層」であれば旦那様・お子様の健康を謳うという表現の可能性も出てきました。

(3)ポストに入ったチラシを見て
ポスティングするということで、すぐにゴミ箱行きとならないように「一眼で興味あるかどうか」を判断できなければなりません。
これもどういったビジュアルにするのかに関わってきます。
またポスティングであれば手元に残る為、ある程度詳しい情報やお店の魅力をかたったり、
なぜ健康に気遣うパン屋さんを始めたのかなどお客様の興味を引く情報を記載できます。

(4)直接来店から定期購入
ここで「定期購入」という目的も出てきました。
本来の目的は「オープン」ではなく「定期購入」だったとも言えます。

この項で決めたかった
「誰がどのようにこの広告を見て、どのような理由でどう行動してほしいのか」が
「健康を気にする主婦がポスティングされたチラシを見て家族と健康な生活のためのパンが欲しいからパン屋に向かう(パンを定期購入する)」
となります。

3、素材を用意しよう

前項で目的が明確になりました。それではそれにあった素材を用意しましょう。
何も写真やイラストだけではありません。
「国産小麦がどういいのか」「健康に良いとはどういった理由からか」などなどテキストも必要となります。
また、定期購入の内容や価格帯も必要かもしれません。

4、まとめ:実際どう違うか確認してみよう

では、上記のように目的を明確にした場合デザインがどう変わるか、決めた目的と合わせながら見てみましょう。

あくまで説明用に作ったものですがこれだけ変わります。

(1)国産小麦にこだわったちょっと高価なハード系パン屋さん

まずパンの系統がわかりやすくなりました。
いわゆるハード系のパンです。これで、このタイプのパンが好きな人は見ることになるでしょう。
また、背景に麦をいれて国産小麦に関する説明も配置。

(2)隣の駅くらい少し遠くの方を含めた健康を気にする主婦層
キャッチに「健康を応援」と入れることでお店のコンセプトを明確になりました。
また隣駅から来ることも想定してマップを少し広域にしました。
色合いに関してはオレンジや緑などナチュラルなイメージを与える色にしました。
健康というイメージがあるため「赤+黄色」など無駄に派手を追い求める必要もありません。

(3)ポストに入ったチラシを見て
今回のポスティングはA4〜B5サイズを想定しました。
2つ折でポスティングされても上半分で最低限の情報は伝わりますね。
また、部屋に持ち帰って読めるので簡単に読める程度のテキストをいれることで興味を膨らませられます。

(4)直接来店から定期購入
上記に書いたように、直接来店の為の地図を大きめに載せました。
定期購入プランについても記載しました。
※今回は説明のためにデザインに入れましたが、
本来であれば何度かご購入頂いてという流れを考慮し店内ポップ+店員さんからの口頭での誘導の方が適切であると考えられます。

いかがだったでしょうか?
いきなりデザインを作り始めるということは「危険だ」ということだけでも分かっていただけたのではないでしょうか?

一度やってみて難しかった・よくわからなかった際はお気軽にご相談ください。

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