こんにちは、三代目(看板ムスメ)のカンナです☆
3月の東京出張で見つけたオモシロイモノのお話を一つ。
それがコレ。
リアルな絵!!
ではなく!
見てほしいのはそこではないのです。(もちろん絵のリアルさも素晴らしいけれど。)
この絵があった場所なんです、気にしてほしいのは。
こんな感じ。
私が美術館に見に行ったワケではないのです、
東京大都会の中、それも渋谷駅の近くです!もうほとんど駅!って場所。
道路か建物の工事中だったようで、工事現場を囲う白い壁に貼ってある看板でした。
エンドラインでもこういったシートのご相談もありますし、
このシートで何か面白いことができないか!と会議を開いたこともあります。
(結果、トリックアートのような仮囲いシートを提案・製作しました!⇒※別記事のリンク)
この動物たちの絵のシートもそれと同じコンセプトかなーと思ったのでご紹介しました。
この絵、動物たちに紛れて、ハチ公がいるんですよ!
さすが渋谷駅!(思わずミーハーゴコロが(笑)
工事現場だと思わせないこと、
人が立ち入らないように壁であること、
周囲の環境を壊さないこと、
様々な意味合いが含まれているのかな~と思うと、
世にある看板たちが違って見えてくるのでないでしょうか?
ここでもう一つの気づき。
この絵
中心にいるハチ公=渋谷駅
という連想になっていますよね。
ココがオモシロイし、
広告にはやっぱり楽しむココロがないと「みて」もらえないんです!きっと!
福岡にもこの「連想」の広告がありました!
福岡市地下鉄のとある駅。
全部で36駅ある中でこんな装飾している駅は他にありません!
なんといってもこの駅は福岡市動物園の最寄駅!
動物園に向かう人にとっては、
駅からもう動物園気分♪
ただ地下鉄を利用している人にとっては、
あ、ここ動物園あるのか。
と気づくきっかけに。
単純に子どもウケする
という理由もあるかもですが(笑)
福岡市動物園は地下鉄だけではなく、
路線バスともコラボしてますよね。
動物園行きのバスに動物のラッピングがしてあって、
かつ車内にはぬいぐるみまで!
街中でそのバスを見ただけでもう気分は動物園!?
動物園のその場所をいかに「動物園」として目立たせるかも
もちろん大切なことですが。
いつ、どこで「動物園に行きたい人」が現れるかはわからないですもんね。
少しでも繋がるところまで広告として利用する、
そこに遊びゴコロがあればその広告を見たことそのコトが楽しい思い出になるのでは?
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三代目看板娘 山下カンナ
平成5年10月、祖父母にとって、念願の女の子が生まれました。2人の弟を持つお姉ちゃんです。神無月に生まれたことから、「かんな」と名付けられました。9歳から習字を習い、高校では書道部入部、と約9年間筆を握りました。
