経営者と社員を繋ぐ大事な2つのもの。というタイトルです。
みなさんは経営者と社員というものを考えたことありますか?
あまりに漠然として答えにくいでしょうが、ここでは会社というものを詳しく見てみましょう。
会社というのは資本家と労働者に分けられます。
資本家の目的は、労働者の時間をお金で買い、それを元に富を増やす事。
労働者の目的は、時間単位の生産性を上げ、結果を出し給与を上げる事。
凄くドライに話してしまうとただそれだけです
。
だから会社は時間単位の生産性の高い優秀な人を採用したがるわけですね。
同じ時間給2,000円払うなら、3,000円しか稼がないA君より、5,000円稼ぐB君の方がいいわけです。
逆に労働者は時間単位の生産性を上げなければ、給与は上がりません。
そう考えると、お互いの目的が一致しているように見えますが、そうは問屋が卸しませんね。
資本家は、高い結果を出す人でも富を得るために極力安く雇おうとします。
労働者は、大した生産性もないのに高い給与を求めます。
これが労使の対立の根本なんです。
資本家と労働者は必ず対立します。
だから、対立しないように2つのものが必要なんです。
それは「理念・VISION制定」と「評価制度」です。
理念・VISION制定は、うちの会社はこんな存在目的ですよ。ここに向かって走ってますよ。という軸を決める。
評価制度は、理念・VISIONを軸に達成する目標を決め、その結果に応じて正しく社員を評価します。
そうすると、資本家は哲学を持ち経営者となります。労働者はそれに集う仲間になり社員と呼びます。
資本家と労働者は対立しますが、経営者と社員は同じ目的を共有している仲間になります。
また、適切な目標を掲げそれに対しての行動を明確にし、正しく評価するので対立があまりしません。
この「理念・VISION制定」「評価制度」はワンセットでこの両輪が走らなければ、いつまで経っても資本家と労働者のままでお互いの溝は埋まりません。
経営者と社員を繋ぐ大事な2つのもの。
それは「理念・VISION制定」「評価制度」なんです。
うちは今両輪が走り始めています。今後がものすごく楽しみです。
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元お笑い芸人社長 山本K-1
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。その後、芸人・フリーターを経験。27歳で初就職し、過酷な飛込み営業を経験。入社3年後には社内トップとなる売上1億円を達成。2004年31歳でエンドライン創業。